・さらっと設定を置いてみる。中編辺りを予定しているお話

・とりあえず白蘭と雲雀は出てきます。最初は雲雀がいない方向で考えてたんだが無理でした…←

・テーマソングはRURUTIAの鈴々テノヒラです!きれいな曲に見合うきれいなお話に……なるはず…(

 男主
 音楽大好きな音楽馬鹿。奏でる音楽を通して人に夢、または幻を見せる力を持つ。
 特徴的な赤い目を持っている。大きな怪我や病気の後遺症ではない。本人にとってはコンプレックス。

 音楽を愛するが故に高校を中退後バイトでお金を貯めて自力で音楽の古都ウィーンに渡り、本格的に音楽活動を開始。しかし、自分の音楽に腕以上の評価と判子が押される日々に疑問と蟠りを感じる。そんなとき「魔法を解いてあげる」と言ってきた白蘭に出会い、彼がトップに立つミルフィオーレに加わることになる。
 身体的特徴として、うさぎのような赤い目が挙げられる。どうあっても目立つものなので本人にとってはコンプレックス。そうだと悟られないよう『特徴として憶えてもらうためのパフォーマンス』だと周りに説明しているが、実際はそうではない。いつ頃からこの目になったのか本人にも自覚がない。

 正一のことはミルフィオーレ内にいる少ない日本人の一人としてわりと親近感を憶えている様子。白蘭の補佐なんて大変だろうなぁと同情もしている。
 白蘭のことは軽い奴だなぁと思っているが、形的に白蘭に養ってもらっている現状なので、あしらい気味だが話は聞いている。
 白蘭
 ミルフィオーレファミリーのトップ。表向きはIT企業の新参社という顔で、男主はそちらの面しか知らない。
 気紛れで寄った店先で人を魔法にかける演奏をしていた男主に目を留め、その力が普通ではないことを看破し、ミルフィオーレに招き入れる。
 その時点では彼への好意も厚意もなくただの興味本位からが理由だったが、音楽馬鹿で一途な彼に、次第に想いを寄せるようになる。
 入江正一
 白蘭の補佐であり一技術者の一人。自由奔放な白蘭に慢性胃痛を抱えている。男主が加わったことで白蘭の奔放性がさらに増し、最近では常に胃薬などを持ち歩いているようだ。
 男主の魔法の力には科学者として興味がある様子で、その意味で彼のミルフィオーレ入りを認めている。
 雲雀恭弥
 ボンゴレファミリーの幹部の一人。男主とは父親繋がりで血縁関係があり、幼い頃一度会っただけの彼をずっと捜していた。その理由は本人にも確信がなく、近い言葉で表すなら「ただ会いたいから」らしい。