カップルな2人に20の質問

[--] ようこそいらっしゃいました。お2人とも、今日はよろしくお願いします。

 男主(以下、会話に登場するときはと記載)   「はーいよろしくお願いしまーす」
 雲雀恭弥(以下から恭弥と記載)   「……に言われて仕方なくいるんだよ(機嫌の悪そうな顔で)」
[01] では、まず初めにご自分のお名前をそれぞれお願いします。

 男主   「です。姓は昔に捨てちゃって、あー、なんだったかなぁ…忘れたな」
 恭弥   「捨てたって何。僕そんな話聞いてない」
 男主   「え? あー、そうだっけ? まぁいいじゃんか、特にいらないしさ。なんだったら俺ヒバリって名乗ろうか?」
 恭弥   「…馬鹿じゃないの(視線を彷徨わせつつ)」
[02] お2人が出会ったキッカケは何ですか?また、それはいつ頃ですか?

 恭弥   「が応接室のソファで勝手に寝てたから、起こした」
 男主   「俺はリボーンに仕事だって呼ばれてイタリアから日本に行ったんだけど。待ち合わせで指定してある場所が並盛中学の応接室でさ、言われるまま行ったはいいけど、フライトの疲れで眠くなっちゃって。うとうとしてたらキョーヤに起こされて初めて会った、かな。あっとー、あれはいつ頃なんだっけ? 俺フライトで日付またいだりしたからよく憶えてない」
 恭弥   「…十月の十四日」
 男主   「あ、そうなのか。わかった、俺も憶えとく。キョーヤと出逢った記念日だもん」
 恭弥   「馬鹿でしょう、あなた(そっぽを向いて照れくさいって顔を隠す)」
[03] お互いの第一印象を教えてください。

 恭弥   「応接室を使っていいのは風紀委員だけなのに、知らない人が寝てたから、最初は驚いた。…いつもの僕なら問答無用で咬み殺すだったけど、には、そうしなかった。それがなんでかは、今もよくわからない」
 男主   「俺はキョーヤに起こされて目を覚まして、そうだなー、きれいな子だなって思ったよ。日本人形みたいに黒い髪でさ、きれいな顔してるし。声聞かなかったら女の子と思ったかも」
 恭弥   「(トンファーを展開しつつ)殴られたいんだよね?」
 男主   「すみませんごめんなさい。女の子みたいにきれいな顔立ちだと言いたかっただけでした」
 恭弥   「…どのみち嬉しくないよ(はぁ、と息を吐いてトンファーをしまう)」
[04] お付き合いを始めたのは出会ってからどれくらいで、どちらから申し出たのですか?

 男主   「俺達の場合は、なんていうか…事故? のキスから始まってすることシちゃってからの告白というか。色々順番がおかしくなってたけど、十年後の世界でようやく再会できて、俺から伝えたよ。愛してるって」
 恭弥   「…だいたいの言うとおりだと思う」
 男主   「ん? キョーヤ顔赤い。照れてる?(顔を覗き込みつつ)」
 恭弥   「ぅ、うるさいっ」
[05] 告白した(された)言葉、今でも覚えていますか?

 恭弥   「愛してるって、言ってくれた。好きの何十倍も、何百倍も好きだ、って」
 男主   「愛が何かって訊かれたから、こうかな、って思ったことを答えたんだけど…キョーヤさ、愛が何かってわかった?」
 恭弥   「…よくわからないけど、大好きよりも好意を表す言葉ってことじゃないの」
 男主   「んー、そっか。自分なりに理解できたならいいです。満足」
  [06] 付き合い初めの頃のエピソードをひとつ、教えてください。

 男主   「エピソードだって」
 恭弥   「まだ土壇場だし…あなたと引き離された一ヶ月を話せばいいの?」
 男主   「それはいい。キョーヤが哀しそうなの俺嫌だもん(ぎゅーっとキョーヤを抱き締める)」
 恭弥   「(甘んじて抱かれつつ)…それじゃあ話すことがないよ」
 男主   「っていうか、未だに真っ最中っていうか。打倒ビャクラン、を掲げてみんなで頑張ってます!」
[07] 出会った頃と現在で、何か変化したことはありますか?

 男主   「キョーヤが女の子っぽくなったと思う(真顔で)」
 恭弥   「…殴られたいんだよね。ねぇ(じゃき、とトンファーを構えつつ)」
 男主   「(ぶんぶん首を横に振りつつ)違う違ういい意味で! なんていうか、弱々しくなったというか、俺がいないと駄目な子になったというか! エロくなったというか!」
 恭弥   「はぁ? 寝言は寝てから言え(ドカッ、と男主の足元にトンファーを叩きつけての照れ隠し)」
 男主   「そ、そういうキョーヤは? 俺が変わったなって思うとこある?(さり気なく話題を逸らす)」
 恭弥   「あなたが…? ……未来に来て、一ヶ月会っていなかったせいだと思うけど。前よりは男らしい身体つきになったと、思う」
 男主   「あー。自主トレとかしまくったからなぁ…。そういうキョーヤは痩せたよね。俺が栄養とカロリーバランス考えたご飯で体重戻すから、しっかり食べて、体力とか戻そうね」
 恭弥   「(こくり、と浅く頷く)………」
[08] お互いの性格を教えてください。

 男主   「キョーヤは喧嘩好きで人といるのが嫌い。群れるって表現をして、咬み殺す、って喧嘩ふっかけに行くし。それだけ見たら相当危ない子かも」
 恭弥   「…は、料理から始まって家事炊事が得意で、なんでもできる。あと、誰にでも甘い顔をする」
 男主   「え? そんなことないと思うんだけど…。それを言ったらキョーヤは誰にでもつっかかりすぎだよ」
 恭弥   「僕は群れるのは嫌いだ」
 男主   「俺とはだいたい一緒にいるじゃん」
 恭弥   「あなたは特別なんだよ」
 男主   「…あ、そうなのか(はっきり言われてちょっと照れている)」
[09] お互いを何て呼んでいますか?

 恭弥   「、としか呼びようがない」
 男主   「最初はあなたとしか言ってくれなかったけどね。俺はキョーヤって呼んでるよ。ヒバリって言うの舌噛みそうでさ」
[10] 趣味は合いますか?

 恭弥   「趣味…」
 男主   「んー、基本的に趣味ってないんだよな、俺。そーいう時間も作ってこなかったし。まぁ料理とかも趣味って言えばそうかもしれないけど。そういえばキョーヤって趣味あるっけ」
 恭弥   「ない気がする」
 男主   「…俺が言うのもなんだけどさ、一つくらい趣味作ろうよ。ほら、男子の嗜みとか」
 恭弥   「は? 何それ」
 男主   「いえ、なんでもナイです」
[11] 連絡はよく取る方ですか?

 男主   「というか、だいたい一緒にいるしなぁ」
 恭弥   「…携帯、持ちたいなら作ってあげるけど」
 男主   「え? えー、うーん。持つにしてもリボーンの許可いるから、今度訊いてみるよ」
 恭弥   「そう(ちょっと不服そう)」
[12] 自分たちは周りからどう思われていると思います?

 男主   「あー…テツとかディーノ、ロマーリオにリボーン辺りにはモロバレだろうなぁ」
 恭弥   「知らないよ、そんなこと」
 男主   「まぁあれだよ。とりあえずドン引きって人がいないから精神的に助かってる」
[13] ケンカをしたことはありますか? あるなら、原因は何でした?

 恭弥   「ない。と思う」
 男主   「一方的に睨まれたりトンファー投げられたりしたことはあるけど、俺がやり返したってことはないから、なしでいいんじゃないの」
[14] 同棲は現在されていますか? していないなら、これからする予定はありますか?

 男主   「はい、か、これは」
 恭弥   「どうせい、って何?」
 男主   「えっ。えーと同棲っていうのは、正式に結婚してない男女が同じ家とかアパートで一緒に暮らすことをいうんだけど」
 恭弥   「…僕もあなたも男だけど」
 男主   「まぁ、そこは置いておくとして。恋人でしょ、俺達。で、一緒に住んでる、ってとこで判断しました」
[15] クリスマスやバレンタインデーなどのイベントには必ず予定を合わせますか?

 恭弥   「くだらない。イベントなんて、風紀が乱れるだけの厄介日だ」
 男主   「ええー…。じゃあキョーヤ、俺からのクリスマスプレゼントとかいらないわけ? バレンタインに手作りチョコとか作ってあげようと思ってたのに…(うなだれ気味)」
 恭弥   「は? …が僕にくれるの?」
 男主   「クリスマスとかバレンタインって恋人行事の王道じゃないか。キョーヤはスルーするつもりだったの?」
 恭弥   「ぼ、くは、その。そういう意味は、考えていなくて、知らなかった…から(ごにょごにょ気味)」
 男主   「ふーん。じゃあ、別にいいよ。クリスマスもバレンタインもスルーしてくれれば(キョーヤの反応がかわいらしいのでからかってみたくなった人)」
 恭弥   「…! やだよ、スルーしない。クリスマスもバレンタインもちょうだい」
 男主   「何を?(ニヤッと意地悪する顔で)」
 恭弥   「(してやられた、と唇を噛みながら)…あなたの、愛」
[16] 誕生日プレゼントで貰った物をそれぞれ教えてください。

 恭弥   「そもそも、の誕生日を知らないし、僕はとっくに過ぎたよ」
 男主   「じゃあ教えておくけど、俺は十一月生まれです。あー、細かい日付は紛失しました。ご了承ください」
 恭弥   「はぁ? 何それ。苗字のことといい、あなた一体どういう環境で育ってるのさ」
 男主   「んー、まぁそれなりに過酷だった、とだけ言っとくよ」
[17] アクセサリーなど、お揃いで買ったものはありますか?

 男主   「いいなそれ、お揃いかぁ。キョーヤ、帰ったらなんかお揃いしようよ。ネックレスとか」
 恭弥   「…いいよ」
[18] 今まで黙ってたけど、相手のここがちょっと許せないと言うことはありますか?

 恭弥   「誰にでも甘い顔するところ」
 男主   「さっきも言われたなそれ…。だから、これフツーだってば。仕事柄でまぁ甘いマスクになってるかもしれないけど、わりと標準だよ。キョーヤのがそっけなさすぎる」
 恭弥   「あと、僕を一ヶ月もほったらかしにしたこと」
 男主   「うっ。それは、不可抗力であって、俺のせいでは……(キョーヤのジト目に後退り気味)」
 恭弥   「(はぁ、と一つ息を吐いて)で、あなたは僕に不満なところがあるの」
 男主   「俺? んー、別にないよ。ああ、もうちょっと心を広く持ってくれないかと思うときはあるけど。キョーヤ、俺に固執しすぎてる」
 恭弥   「…仕方ないじゃないか。あなたのこと好きなんだもの(俯き気味にぼそぼそと)」
[19] 2人で旅行へ行くとしたら、どこへ行きたいですか?

 男主   「イタリア!」
 恭弥   「…なんで?」
 男主   「一応母国だし、本場のピッツァ食べたいなとか、色々。そういうキョーヤは行きたいとこある?」
 恭弥   「ない(即答)」
 男主   「うん、そう言うだろうと思ってたけど…」
[20] では最後に、お2人でメッセージを交換してください。

 恭弥   「…何言えばいいの?」
 男主   「キョーヤ、俺のこと好き?」
 恭弥   「好きだよ。何、急に」
 男主   「俺もキョーヤのこと大好きです。生き抜こうね」
 恭弥   「そんなの当たり前だ。こんな戦いさっさと終えて、あなたといるべき場所に帰るよ」
[--] お疲れ様でした。これからも仲良く過ごしてくださいね。

 男主   「はーい。ここまでお付き合いいただいた方がいたらありがとうでした! ほら、キョーヤも」
 恭弥   「…蟻我当出舌(口頭では伝わりにくく文字にすると伝わる捻くれさ)」
 男主   「キョーヤ……そんなに嫌がらなくても…」
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