夏の朝はたいてい八時までに暑さで目が覚める。夜の仕事をしてる俺としてはそこからもう一眠りというのが普段の睡眠のスケジュールだけど、こっちにいる間は恭弥に合わせると決めていたので、休みの間だけ健康的に夜寝て朝起きる生活を実行中。すでに辛いですが何か。不健康な生活してるって? 分かってるよそんなこと。
 朝からすでにミンミンミンと蝉が叫び始めている。その叫び声を聞くだけでもう暑い。まだこれから気温が上がるっていうのに。
 だるー、と思いながら朝食にそうめんをすすって食べる。隣ではちゅるちゅると行儀よくそうめんを食べてる恭弥がいる。
 今日も暑くなるらしいけど、恭弥も大丈夫そうだし、家に引きこもってても俺が暇だし、当初の予定通り海に行くつもりだ。バスを乗り換えて一時間ほどで到着予定。
「あら、今日も出かけるの?」
「海行ってくるわ」
 サンダルに足を突っ込んだところでおふくろに声をかけられた。ちなみに親父は仕事に出ている。普通の会社の休みはお盆だからだろう。俺はお盆が仕事でその前に休みをもらってきてるので関係なし。お盆とかどこも混み合うだろうから避けて休みもらえた方が嬉しいくらい。
 腰に手をやって呆れたような顔をしたかーさんが「恭弥くんに無理させちゃ駄目よ? あんたとは違うんだから」と言うから肩を竦める。「大丈夫です。行ってきます」と外顔を作って笑いかけた恭弥におふくろは機嫌をよくして「気をつけて行ってくるのよ〜」と語尾に音符つけてそうな勢いで手を振って俺達を見送った。恭弥が美男子なせいもあるだろうけど、あのおふくろが簡単に引っ込むとは。
「あしらい方上手いなぁ」
「…別に」
 途端に拗ねた顔をした恭弥がビニールバッグを背負い直した。中には水着以外にもタオルや日焼け止めその他が詰まっている。女の子みたいな荷物の多さだ。「持とうか?」重そうだったので手を出すと「いい」とそっぽを向かれた。そうですか。
 昨日も乗ったバスに乗って乗り換えのバスが出ている駅で下り、ジーワジーワと蝉の声がうるさい中五分待ってやってきたバスに乗り込み、一番後ろの席で脱力する。冷房入ってるバス最高。
 さらにバスに揺られること三十分で、夏の陽射しを照り返す青く続く水面が見えてきた。
 そう大きくもない海岸だけど、海の家はあるし、簡単な脱衣所やトイレも配置されている。コインロッカーもあるみたいだし、田舎の海辺としては整ってる方だ。
「おーっ、海だぁ」
 海岸前でバスを降りてぐぐっと伸びをする。身体が凝った。
 恭弥がきょろきょろと浜辺に視線をやるのを見て気付いた。そういえば海に連れてきたのは初めてだった気がする。「恭弥海初めて?」「うん」物珍しそうに砂浜に水着姿で寝転がってるグループを眺めたり、海水をかけあう女の子達に視線を投げたりしている。そんな恭弥の子供っぽい仕種がかわいくて俺の心にストライク。抱き締めたい。けど、我慢。
 そういや俺、夏は毎年女の子連れて肌焼きに来てたんだよな。ほらあれだよ、漫画によくあるやつ。『こっちよー私をつかまえてー』『待て待てこのー』みたいなウフフアハハなあれを現実にしてたなぁとか遠い思い出にしみじみしてると、恭弥が俺の手を引っぱった。今日も男の子の格好の恭弥だけど、そわそわした顔で「ねぇ早く」と俺の手を引っぱる姿は女の子とそう変わらない。なんつうの、かわいい。
 シャワーカーテンを引くだけの簡単な更衣室でぱっぱと着替える。ハワイアン柄のハーフ丈の海パンに、濡れても速乾で乾く素材の半袖フードつきの上着を羽織って出ると、恭弥がいなかった。まだ着替え中らしい。
 更衣室の外で携帯の画面に指を滑らせる。海に入ってる間触れない分今確かめておかなければ。
 さっぱり女の子から連絡が来なくなった携帯で帰りのバスの時刻をチェックし、夕方には出た方がいいかな、でもせっかくなら海に沈む夕陽を見てキスとかしたいな、とか悶々していると、「お待たせ」と恭弥の声がして顔を上げて、我が目を疑った。
 …恭弥。それはどう見ても女の子が着る水着です。チューブトップでビキニデザインとかどういうこと。っていうか胸があるように見えるんですがどういうこと。その谷間開いてるのすごくあざとい。あとパレオの下がどうなってるのか切実に気になるんですが。
 がし、と恭弥の腕を掴んで更衣室に引っぱり込んでしゃっとカーテンを引く。
 小さい胸に手をやると弾力があった。確認するように下に手を伸ばしたところばしっと払われる。赤い顔をして「さ、触らなくていい」と恥ずかしそうに俯く恭弥がかわいすぎて死ねる。
「恭弥さぁ、俺の理性殺す気だろ」
「…知らない」
 ふいと顔を逸らして俺から逃げた恭弥が外へ出て行った。その白い生足が目に。眩しい。
 くそお油断してた。こっちにいる間は男の子の格好でいるんだろうって漠然と思ってたけど、まさか水着を女の子で攻めてくるとは思ってなかった。辛い。理性が。
、早く」
 俺の気を知ってか知らずかいつもより弾んだ声が俺を呼んでいる。
 束の間抱えていた頭をばしばし叩き、ふー、と大きく深呼吸を一つ。
 くそお。昨日浴衣姿の恭弥にだって我慢できなかったのに、水着姿の恭弥なんて、俺はどうすればいいんだ。とりあえず落ち着け俺。フル稼働しろ理性。
(昨日だってさんざん喘がせたんだ、今日は我慢。できるはず)
 サンサンと降り注ぐ、肌にも視界にも痛いほどの陽射しの白。そして、高く青い空ともくもくしてる雲。
 ざぁん、と寄せては返す波の音。水平線までずっと続く水面は反射した光できらきらと輝いている。
 足元は水分を含んでざらっとしている海特有の砂浜。
 辺りにはパラソルの下でくつろぐ家族連れや、砂浜で肌を焼く人、海の家ではしゃぐ人がいて、友達同士で来てるんだろう学生年齢の子が圧倒的に多い。なんといっても世間は夏休みだ。海には総じて若い年代が多いということになる。
 男子も女子もわりと選り取り見取りな海なわけですが。しかし、言うまでもなく、俺は恭弥に首ったけなんであって。
 はっきり言おう。俺の覚悟は甘かった。
 ここに自分を知っている人間がいないと分かってるからだろう、周囲なんて気にせず恭弥は男の娘全開で俺を攻めてきた。
「日焼け止め塗って」
「ん」
 濡れても落ちないと書いてある日焼け止めを預けられて、キャップを捻って外す。ビニールバッグからシートを取り出して広げ、その上に寝転がった恭弥が眩しそうに太陽を見上げて白い手をかざす。
 小さく膨らんでる胸にはシリコンのなんかとか詰まってるんだろうと分かってるのにドギマギしてる俺しっかり。
 シートに膝をついて、日焼け止めを掌に垂らす。白い液体ってところがまた何か勘違いを引き起こしそうで憎いというか、あざといというか。やるな恭弥。俺ふつーに中学で使うスクール水着だろうとか思ってたよ。甘かった。上品なペイズリーフラワー柄が眩しいったらない。
 白い腕を取って日焼け止めを塗る。細い首と肩にも日焼け止めを撫でつけて肌に塗り、筋肉ないなぁと思うほっそりした腹の方にも塗りつける。身長は伸びてきてるし体重も増えてるはずだけど、相変わらず細い。俺はもうちょっと肉づきいい方がうんぬん、と白い肌の眩しさと闘いながら脚にも日焼け止めを塗った。パレオを持ち上げようとしたら手を払われたので、仕方なく、手を突っ込むようにして塗る。
 …これ傍から見たら俺が変態みたいに見えないか。
 っていうかパレオの下。まさか、これ、紐で結ぶタイプ。なのか。しゅるって解いたらパラってなっちゃうエロいやつか。恭弥のチョイス。俺の理性殺す気満々すぎて。
 掌を滑らせる俺にくすくすと恭弥が笑みをこぼす。くすぐったいらしい。「背中塗るよ」「ん」ころんと転がった恭弥の腰から背中に惜しまず日焼け止めを落とす。マッサージするように塗り込んでいるとビキニトップのホックに辿り着いた。被るタイプじゃなくてホックのタイプっていうのがまた。ホック外したら脱げちゃうじゃん。
 いや待て、落ち着け俺。脱がすこと考えるな。無心になれ。仏になるんだ。目を閉じて坐禅してる気持ちに………なれるわけない。
「顔塗った?」
「まだ」
 白い液体を垂らした掌を恭弥の頬へと滑らせる。夏の陽射しに目を細めつつもじっと俺を見つめてくる恭弥にうずうずしてきた。その物欲しそうな顔はやめてくれ。半開きの唇とか卑怯すぎるから。
 くそう、まるでバカップルみたいじゃないか。言っときますが、今までデートの定番として女の子と夏の海に来てた俺でもここまでイチャコラしてなかったよ。
は塗らないの。塗ってあげるよ」
「いいよ。毎年海で焼いてるし、焼けると海行ったなーって思うからさ」
 ふぅん、とこぼした恭弥が若干残念そうな顔で日焼け止めをしまってシートをたたんだ。「貴重品はロッカー入れた?」念のため確認。海にバッグまで持ってくわけにはいかないので適当なとこに放置になる。恭弥は頷いて中を確認した。「大丈夫」と立ち上がった恭弥の腰辺りからさらりとパレオが揺れる。
 小さい膨らみのある胸とか、筋肉のついてないぺったんこな腹とか、白い肌とか。恭弥女の子すぎる。
 軽やかに走り出した恭弥がくるりとこっちを振り返った。「ほら、捕まえてよ」と笑って手を振る、その笑顔がグサァと胸を突き刺した。
 えー本当に何なの、俺達バカップルなの? バカップルなのか? と悶々としながらざくざく砂浜を踏み締めて恭弥を捕まえるために走り出す。
 ジリジリと肌どころか頭の中も焼こうとしている太陽は容赦なく、痛みすら感じる陽射しは視界に白く眩しくて、恭弥の白い足をさらに白く魅せる。
 波を蹴飛ばして膝辺りの高さのところで恭弥を捕まえた。捕まえてと言ったからにはしっかり抱き締めて捕まえた。甘い声が笑っているのを聞きながら馬鹿みたいにイチャコラしつつ海に入る。
 あー楽しい。恭弥がかわいくて抱き締めたまま離したくない。あと、やっぱりもうちょっとだけでも肉付きよくなってほしいなぁと思う。ちょっとぷにってしてるところがあるくらいが男にとっての理想だったりするのである。まぁ、恭弥も男の子であるわけですが。
「浮き輪いらない? 泳げる?」
「分からない」
「分からないって、不安だな…足届くとこまでにしとこうか」
 話しながら歩いているとすぐに波が胸の高さまでくるようになった。ざらりとした砂の感触がもう少し行くと途切れる。
 俺はちょっと泳ぎたいけどな、海来たんだし。でも恭弥一人にするわけにも。
 悶々しているとぺたりと俺にくっついた恭弥がキスしてきた。ぺろりと唇を舐めて「ねぇ、僕かわいい?」と首に腕を絡めて俺を誘惑してくる。夏の強い陽射しのせいか目を細めてこっちを見上げる恭弥の瞳がきらきらしていた。
 かわいいか、だって? そんなの一択だ。答えは決まってる。ちょーかわいい。「かわいいよ」囁いてぎゅっと抱き締めた。海の冷たさの中で人の温度を感じることの贅沢さ。冷たくてあったかい。ああ、変なの。
「…昨日抱いたからさぁ、今日はよそうって思ってたけど、無理かも」
 水の中で恭弥の身体のラインをなぞるように手を這わせた。ゆらゆら揺れてるパレオが見える。その下に触れて、ちゃんと膨らみがあることを確かめる。片目を閉じた恭弥の表情がエロかったのでするりと手を離した。さすがに海水の中では、お互い痛いだけだ。
 もっとキスしたいけど、人もいる。それでも物欲しそうに俺を見つめる恭弥の額にキスをした。「あんまし誘惑するなよ」と若干参った声でこぼすとくすくすと笑みをこぼして、暑さ以外で蕩けた顔で腕に力を込めてひっついてくる。
 あっちの男グループからリア充自重しろ的な視線を感じるぞ。変な視線はないってことは、俺達はふつーに男女カップルに見られているのかもしれない。恭弥の男の娘全開恐るべし。
「ぁ…ッ、ん、んンっ、…っ」
 昨日もその細い腰を抱いてひとしきり喘がせたというのに、俺の手はまた恭弥の腰を掴んでいた。
 は、ふぅ、と吐息をこぼしながら俺を呼んでよがる四つん這いの恭弥がエロい。きゅうきゅう締め付けてくる内側もそうだし、首紐で引っかかってる水着がゆらゆら揺れるのもソソるし、腰で結ばれたままのパレオがゆらゆらするのもやらしい。
 すぐそこではゴオと音を立てて車が行き過ぎる海道がある。
 俺達がいるのはちょっとした木と茂みのある場所だ。そこで秘め事に耽っている。
 人で賑わう中心地から離れたせいか、この辺りには人はいない。それでもいつ誰が来るか分からないことに変わりはないから、恭弥の喘ぎ声は抑えめだ。その耐えてる姿勢を快感で抉っていくのが俺のしたいこと。
 ざあん、と絶えず波の音がする。海の音。
 木々の間から降り注ぐ強い木漏れ日からは逃れることができず、白日の下に行為の全てを曝け出して、俺達は性を満たすことだけを考え、身体を繋げている。
 円を描くように腰を動かして中を掻き回す。細い身体がたまらないとばかりに震えて跳ねた。「アあ、あぅ…ッ、、それだめ、だめ」と抑えた声で喘ぐ恭弥。駄目とか言いつつも俺に合わせて艶かしく腰を振っている。昨日の今日で敏感でもあり鈍感でもあるソコを猛った俺が抉る度に細い身体が震えた。四つん這いの恭弥にのしかかるようにして腰を打ちつけ、下から上へと抉るように犯していく。
「や…ぁッ、ああアだめ、っ、だめ」
「駄目じゃないだろ。そんな水着選ぶとかさ、その気十分だったんだろ?」
「ッ、んぁ…ッ! ああァ、も、もぅ…あッ!」
 びくんと大きく震えた恭弥が限界にきてがくんと地面に腕をついた。ぎゅっと締めつけられたけど我慢。もう出そうだけど気合いで耐えて腰を突き出して這いつくばる形になってる恭弥を犯し、びんびんに勃ってる前も扱く。
 切ないような嬌声を上げて草原に顔を押しつけた恭弥に息を止めて腰を打ちつけ続け、限界まで昇り詰めて、二人でイッた。
 …さっきシャワー浴びたのにすっかり汗まみれだ。あと砂。あっつい。暑い中もっと暑くなることをしてんだから、馬鹿かって話だけど。
 はぁ、と息を吐いて恭弥から自分の雄を抜いた。はー、はー、と深く呼吸している恭弥の孔がヒクついている。やらしー。
「恭弥かわいい」
 心からそう言った俺を、虚ろに彷徨っていた視線が捉えた。それでふんわり少女のように微笑むもんだから、俺の心臓が撃ち抜かれた。恭弥かわいい。もっと犯したい。けど我慢。
 一度抱いたら少しは身体が落ち着いてくれたようなので、恭弥が歩けるようになってから場所を移動し、シャワーのある更衣室まで戻って砂やら汗やらを洗い落とし、遅めの昼食にした。
「クレープ食べたい」
「ええ? クレープで腹膨れるかなぁ」
 俺は絶対足りないけど、恭弥の胃は小さいようなのでクレープでも十分らしい。「これがいい。ココナッツキャラメルバターソテー」細い指がメニューの『海の家限定』というやつを選ぶ。「あいあい」財布を取り出して甘そうなそれを頼み、自分の方はチーズオムレツソーセージという甘くないのを頼んだ。出来上がったクレープを持って移動し、適当に並んでいる長椅子に腰かける。
 もくもくとクレープを頬張っている恭弥が「」と俺を呼ぶ。ん? と首を捻ると「メロンクリームソーダが欲しい」と言われた。メロンクリームソーダ…また女の子みたいなものを。いいんだけど。
 へいへいと立ち上がってお望みのものを片手に持って帰り、自分の方はハワイアンソーダって青い色のソーダにした。せっかく海なので。
 クレープとメロンクリームソーダ両手にしてる恭弥の水着姿は相変わらず女の子でしかない。
 先にクレープを平らげて、やっぱり足りないなぁと立ち上がる。「きょーや、ちょっと待ってて。足りないからなんか買ってくるわ。食べたいのある?」「…ない」「そ」「でも、」でも、と続けられて足を止める。首だけ捻って振り返ると心細そうに瞳を揺らしてこっちを見ている恭弥がいるではないか。それは天然なのか。それとも計算なのか。どっちにしてもかわいい。
「すぐ戻るよ」
 恭弥の言いたいことを理解して頬にキスしに戻って、日焼け止めの味がする肌を舐めてから一番近い屋台でたこ焼きと焼き鳥五本セットを買ってくるっと回れ右。プラの入れ物両手に戻ると、もぐ、とクレープを口いっぱいに頬張っている恭弥が俺を待っていた。かわいいなぁ。
「ほい。食べれたら食べて」
「…ん」
 白い手が焼き鳥を一本取り上げてかじり始める。
 たこ焼きと焼き鳥を二人で片付け、腹ごなしに海辺を歩く。たまに貝殻の混ざってる足元に気をつけながら恭弥の手を引いて歩き、ざぱん、と足に波を受けながら、きらきら眩しい海に目を細める。
(夏、かぁ)
 ざらりとした湿った砂を蹴飛ばした。
 磯臭いのには慣れたけど、暑いな。今一番暑い時間帯かもしれない。パラソルの下に避難しようか。ずっとこの強い陽射しの下にいたら焼き鳥ならぬ焼き人間に。

「んー」
 隣に並んだ恭弥が俺に向けてにこりと微笑むと、ズギュンと心臓が撃ち抜かれた音がした。うおおかわいい、と悶絶しそうになるのを堪える。「陽が沈むまでいたい」「…いいよ。恭弥腰大丈夫?」「平気」「暑いのは? どっか木陰で休憩も挟もう」「うん」俺の腕にするりと腕を回した恭弥がひっついてくる。人目などなんのそのだ。
 リア充自重しろ、と女の子のグループにさりげなく睨まれた。内心複雑です。これで俺と恭弥が男同士だって知ったら…まぁいいや。うん。余計なことは考えません。うん。